2014年1月18日(土)
・・・・・3月23日(日)
休館日 月曜日 (祝祭日は開館し翌日休館)
開館時間 10:00~17:00
入館料 一般 500円 (小学生以下・障がいのある方 無料)
会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
鞆の津ミュージアム
〒720-0201
広島県福山市鞆町鞆271-1
世界中のパソコンを壊す為、共藁半紙に手書きで
友人たちと作り配る毎日新聞。
山下陽光が信頼する雑誌。
読むだけにはとどまらず誌面を飛び越える。
本当に面白い本を知らない人へと回し読みさせ
本を旅させるプロジェクト。
カセットに書かれた名前の主に検索サイトを
使えば本人にたどり着けるかを試みる。
週刊誌エンマ(廃刊)約30年前の誌面
「広島銀行児島支店だよ、全員集合!」は時空を超える。
謄写版(ガリ版)印刷の教本。どちらも謄写印刷で
作られているのは同じだが大きく違う。
本展の多くを占める「アトム書房」調査・研究に
関する沢山の解説と共に資料を公開します。
アトム書房を調査したことで知った
画家「末川凡夫人」の発見された絵画も展示されます。
会場 | 鞆こども園 (鞆の津ミュージアム裏手) |
---|---|
定員 | 各回100名(要事前申し込み・先着順) |
※開場は開始時刻の30分前に行います。
※都合により中止となる場合があります。
お問い合わせ・ご予約
TEL: 084-970-5380
FAX: 084-970-5381
MAIL: info@abtm.jp
2014年1月19日(日) 15:00〜17:00
参加費1,500円
80年代からアートの第一線を走り続け、発表の場を美術館やギャラリーから街の中へ、そしてTVなど多様なメディアへと広げていった日比野克彦と、リメイク服の制作・販売、インターネットを使ったラジオや映像プロジェクト、路上でのパフォーマンスなど広義のストリートで多彩な表現活動を続ける山下陽光。「日常の中にあるアート」を探し続ける2人が初めて顔を合わせたとき、どんな化学反応が起きるのか!
katsuhiko hibino
日比野 克彦
(アーティスト)
1958年、岐阜生まれ。東京藝術大学大学院修了。大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催する他、パブリックアート・舞台美術など、多岐にわたる分野で活動中。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。
2014年1月26日(日) 17:00〜19:00
参加費1,500円
震災後、熊本に「ゼロセンター」と呼ばれる拠点をつくり、そこに「新政府」を立ち上げた坂口恭平と、働かないでも暮らしていける世の中を模索する数々の実践を続ける山下陽光。これまでの経済のしくみを根源から疑い、その変革にむけて活動している同年代の2人が、未来を切り開く熱いトークを繰り広げる。
kyohei sakaguchi
坂口 恭平
(建築家・作家)
1978年、熊本生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家、作家、絵描き、踊り手、歌い手。2011年5月、新政府を樹立し、初代内閣総理大臣に就任。著書「独立国家のつくりかた」「幻年時代」など。近年、バンクーバー、ベルリンなどで個展を開催。
2014年2月23日(日) 17:00〜19:00
参加費1,000円
ストリートで展開される表現行為など、既存の美術制度に収まりきらない活動についての批評を行う美術評論家の福住廉。早期から山下陽光の表現活動に注目してきた彼が、山下陽光のこれまでの活動を振り返りながら、芸術を日常の生活に取り戻すべく、「限界芸術」の視点から山下陽光を徹底分析!
ren fukuzumi
福住 廉
(美術評論家)
1975年、東京生まれ。著書に『今日の限界芸術』、共著に『文藝別冊坂口安吾』ほか多数。「artscape」、「共同通信」などに寄稿しつつ、「里山の限界芸術」展(まつだい「農舞台」)など展覧会の企画も手がける。現在、東京藝術大学・女子美術大学非常勤講師。
2014年3月16日(日) 17:00〜19:00
参加費1,500円
2008年の「ピカッ」騒動以来、初めて広島での展覧会を開催するChim↑Pomと、アトム書房調査を続ける中で歴史の闇に埋もれていた広島の姿を掘り起こしている山下陽光。3.11以降、これからの私たちの生活のあり方をめぐって世の中がゆらめく中、原発や放射能の問題に対していち早く反応しアクティブな活動をしてきた2組が、広島の地でヒロシマについて考える。
チン↑ポム
Chim↑Pom
2005年、卯城竜太・エリイ・林靖高・岡田将孝・水野俊紀・稲岡求の6名で結成したアーティスト集団。時代のリアルに反射神経で反応し、現代社会に全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品で知られる。彼らの活動への注目は国内にとどまらず、国際展をはじめ海外での発表も多い。